鰻場一致

鹿児島県養鰻管理協議会の概要

背景

本県の養殖ウナギの生産量は全国の約4割を占め全国一となっており、養鰻業は重要な産業となっている。

しかしながら、近年、シラスウナギ採捕量の激減等、ウナギ資源が枯渇しているとして、国際自然保護連合(IUCN)は、平成26年6月12日に、「ニホンウナギ」を「絶滅の恐れのある生物種に関する情報」(レッドリスト)の「絶滅危惧IB類」に分類した。現状においては、漁獲、国際取引等における特段の制限はなされないが、ウナギ資源の保護対策は喫緊の課題となっている。

平成28年9月には,絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(ワシントン条約)の締約国会議が開催され,ニホンウナギ等の資源や貿易の実態状況を調べる決議案が採択されたことから,ウナギ資源の適正管理と資源保護・回復に全力で取り組む必要がある。

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設立日

平成28年6月17日(鹿児島県養鰻管理協議会から移行)

構成メンバー

〇正会員:県内50業者 正会員一覧へ   〇賛助会員:県内5業者

目的

本会は、会員が相互に協力して、ウナギ養殖に必要なシラスウナギ資源を安定的に確保するために、これらの適正管理と資源保護・増殖に努め、県下養鰻業の健全で恒久的な振興を図ることを目的とする。

事業内容

本会は、目的を達成するために次の事業を行う。 

  1. (1) ウナギ資源の持続的利用に関する会員の知識の向上
  2. (2) ウナギ資源の持続的利用に関する会員の協議
  3. (3) ウナギ資源の持続的利用、資源管理に関する広報活動、環境保全・資源回復活動
  4. (4) ウナギ資源の適切な管理に関する国内会議への出席 
  5. (5) 会員が生産したウナギに対する証明書の発給
  6. (6) その他目的達成に必要な事業

(H29.8.31更新)

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